シカゴで、新たな動きが起きようとしている。
ホワイトソックスが、傘下3Aシャーロットのユーティリティープレーヤー、リクウ・ニシダをメジャー昇格させる見込みであることが分かった。FutureSoxのイアン・エスクリッジ記者が最初に報じ、その後CHSNのチャック・ガーフィエン記者も同内容を伝えた。球団からの正式発表はまだ行われていない。
25歳の西田は、2023年MLBドラフト11巡目でホワイトソックスから指名を受け、オレゴン大学からプロ入り。以降は着実にマイナーの階段を駆け上がってきた。
2026年シーズンは2Aバーミングハムでスタートしたが、4月中旬に3Aシャーロットへ昇格。昇格後はチーム屈指の安定した打撃を見せている。シャーロットでは32試合に出場し、打率.342、出塁率.449、長打率.392を記録。二塁打3本、本塁打1本、9打点に加え、高い四球率もマークしており、優れた選球眼と打席でのアプローチの良さが際立っている。
長打力を前面に押し出すタイプではないものの、西田は高い出塁能力、複数ポジションを守れる守備力、積極的な走塁を武器に、どのレベルでもチームに勢いをもたらしてきた。
球団育成部門ディレクターのポール・ジャニッシュ氏も、MLB.comのスコット・マーキン記者の取材に対し、西田を絶賛している。
「彼は組織内でも最高の野球選手の一人だ」とジャニッシュ氏は語った。
「彼の存在は周囲に良い影響を与える。彼の周りにいる選手たちは成長し、彼がいるチームは勝つ。リクウという選手をどれほど高く評価しているか、言葉では表現しきれない」
なお、西田の昇格に伴うロースター調整はまだ明らかになっていないが、最も有力視されているのがルイスアンヘル・アクーニャのDFA(事実上の戦力外)だ。
24歳のアクーニャは今季ここまで苦戦が続いており、99打席で打率.178、出塁率.235、長打率.189、fWAR-0.6という成績にとどまっている。スピードと守備の柔軟性には依然として魅力があるものの、現状のパフォーマンスではレギュラー起用を正当化するのは難しい状況だ。
一方、西田は似たタイプのプレースタイルを持ちながら、より安定した打撃と高い出塁能力を発揮している。アクーニャはメジャー実績もまだ限られているため、ウェーバーを通過し、3Aでの内野手層として球団に残留する可能性が高いとみられている。
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写真提供:Masaya Kotani/X

