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A.J.ピアジンスキーが語る村上宗隆の影響力 「彼は打線全体を変えた」

by Joe Binder
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村上宗隆の勢いが止まらない。水曜日に今季20号本塁打を放ち、MLB史上初めて「6月前に20本塁打に到達したルーキー」となったことで、その歴史的なルーキーシーズンにはさらに注目が集まっている。すでにアナリストの間では、今年のアメリカン・リーグ新人王の最有力候補ではないかという議論も始まっている。

元ホワイトソックス捕手のA.J.ピアジンスキー氏も、木曜日に配信された元MLB選手たちによる野球番組『Foul Territory』で村上を絶賛した一人だ。2005年ワールドシリーズ制覇メンバーでもある同氏は、特に村上のパワーに衝撃を受けていた。

「とにかく全部ぶっ叩いているよ」とピアジンスキー氏は語った。
「本当にいい打者だし、四球も選べる。あの体格であれだけのパワーがあるのはすごい。本当に、とんでもないパワーを持っている。」

村上のブレークは単なる長打力だけではない。逆方向を含め、あらゆる方向へ打球を飛ばせる対応力も大きな特徴となっている。『Foul Territory』の司会を務めるスコット・ブラウン氏も、打席でのアプローチの成熟度を高く評価した。

「最終的には、相手にストライクゾーンで勝負させて、自分の球を仕留めればホームランになる。しかも、簡単には終わらない。ファウルで粘ることもできるから、かなり深い打席に持ち込めるんだ。」

こうした長い打席は、必ずしもスタッツには表れない。しかし、投手にプレッシャーを与え、不利なカウントや難しい判断を強いる要因となっている。

元MLB捕手のエリック・クラッツ氏は、村上がすでに“見たくなる選手”になっていると語った。

「こんなことを言うとは思わなかったけど、今は村上の打席を見るためにホワイトソックス戦をつけたくなるんだ」とクラッツ氏。
「とにかく見たくなる。」

さらにクラッツ氏は、現代の多くの長距離打者と村上の違いについても説明した。

「2ストライクになってからの打席内容が本当にいい。最近の“スリートゥルーアウトカム”型の打者の中には、『ど真ん中じゃなければ見逃して三振でもいい』というタイプもいる。でも村上は違う。しっかり粘って勝負しているように見えるんだ。」

「パワーヒッターが打席で粘るって、一見当たり前に聞こえるかもしれない。でも実際にそれができる選手は本当に少ない。すごく印象に残っているよ。」

この“圧倒的なパワー”と“簡単に終わらない粘り強さ”の組み合わせこそが、村上を相手投手にとって非常に厄介な存在にしている理由の一つだ。追い込まれても簡単に打席を手放さず、常に勝負を続けてくる。

そして、このシーズン序盤の支配的な活躍によって、村上はデトロイト・タイガースの新人ケビン・マクゴナガルと並び、ア・リーグ新人王争いの中心人物となっている。

両者とも素晴らしいシーズンを送っているが、そのインパクトは大きく異なる。マクゴナガルはコンタクト能力と出塁力で評価を集めている一方、村上は圧倒的な長打力によって、攻撃面で“別次元”の存在感を放っている。

ピアジンスキー氏も、多少ホワイトソックス寄りの視点があると認めつつ、現在のペースを維持すれば村上が新人王最有力だと断言した。

「40本から50本打てば、新人王は間違いないよ。」

個人タイトルの話題だけでなく、村上がホワイトソックス打線全体に与えている影響も無視できない。相手チームはすでに村上を中心に配球を組み立てており、その存在によって前後を打つ打者たちにもチャンスが生まれている。

「彼は打線全体を変えた」とピアジンスキー氏は語る。
「コルソン・モンゴメリー、ミゲル・バルガス、チェイス・マイドロスを楽にしている。彼がいることで打線全体が変わったんだ。」

「強いチームには“存在感”を持つ選手がいる。そして今のホワイトソックスでは、それが村上なんだ。」

わずか2か月で、村上は“拾われた存在”からホワイトソックス打線の中心選手へと成長した。パワー、選球眼、そして試合への影響力。そのすべてを兼ね備えた村上は、今やMLBでも最も注目される若手選手の一人となっている。

『Foul Territory』でのフルインタビューは、記事下部の動画から視聴できる。


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Featured Photo: © Kamil Krzaczynski-Imagn Images

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